閑古錐〜生涯挑戦主義(毎週木曜更新…の予定。)

禅を愛好する、某スーパー勤務おばちゃんの日々

なぜだ!? トイレットペーパーの謎

デマだと周知されている筈なのに、相変わらずトイレットペーパーの陳列棚があっという間に空になる現象が続いているようだ。私の勤務先のスーパーも例外ではない。
空になっている陳列棚を見ると、「トイレットペーパーって、そんなに大量に使う人が多いのだろうか?」と疑問に思ってしまう。(特に女性に対して。)

そういえば、公衆トイレに入ると、隣の個室でトイレットペーパーホルダーの金属音(ペーパーを巻き取る音)が、「カラカラカラカラカラカラカラカラカラカラ・・・・!」と、かなり長く聞こえてくることがよくある。その度に私は、『一体何十m必要なんだ?』 と驚きかつ呆れてしまう。

私も同じ女だが、一回用を足す時にそんなに大量のトイレットペーパーが必要というのが理解できない。実は私は長年、この事を不思議に思っているのだが、まさか隣の個室を覗いて理由を確認してみる訳にもいかない。本人に理由を尋ねたりしたら、不審者扱いされるのがオチだ。
使用済みの生理ナプキンを包む為かとも考えたが、トイレに入る前に見たその容貌は明らかにその行為は必要ない年齢層のご婦人だったこともあった。

 

天真に任す(てんしんにまかす)

欲を離れて、自然の道理に身を任せる、といった意味らしい。
店に押し寄せて我先にとトイレットペーパーのパックを握りしめ、買い溜めをしている人々のさまというのは、どう見ても浅ましく下品な光景だ。
私は昭和の人間なので、トイレットペーパーが一般的ではなかった頃を知っているが、排泄時、大であれ小であれ、そんなに大量の紙は使わなかった。そもそも、そんなに多くのトイレ紙を必要としなかった筈だ。
自然の道理〜排泄後に必要な、最小限の紙の量とは? について改めて考えてみてもよいのではないだろうか?