閑古錐〜生涯挑戦主義(毎週木曜更新…の予定。)

禅を愛好する、某スーパー勤務おばちゃんの日々

映画を観に行く

きょうは休日。
それでもいつも通り午前4時に目が覚めたので、布団から出た。毎日の習慣のヨガを済ませ、さてきょうは何をしようかと考える。
昨日、トイレ掃除をしたついでに風水シールをトイレにだけは貼った。他の部屋にも貼らなければならない。しかし・・・。

27日に公開された映画、「男はつらいよ お帰り寅さん」がどうしても観たい。
きょうは料金が割引になるレディースデーの木曜日ではないが、平日の午前中最初の上映なら、1,300円で観られる。仕事が休みのきょうなら早い時間の上映でも観られる。
映画館のHPで時間を調べたら、1回目は9:45からだった。よし!行こう!と決めて、そのまま予約の画面に進んで予約を完了させた。
明日が大晦日だというのに、映画なんか観ている場合か!? とも思ったが、年が明けたらますます観る機会がなくなりそうなので、早い時間に観てすぐに帰宅することにした。

映画館に到着。混雑していて驚いた。若者もいれば、年配の人もいる。どちらかというと年配の人が多い印象だった。私と違って皆さん、お正月準備は万端、あとは年越しをするばかり、と余裕で映画鑑賞に来ているのだろうか・・・。

男はつらいよ お帰り寅さん」は、期待していた以上に良かった。来て良かったと思った。
とくに悲しい映画という訳ではないのに、観ている間、何度も涙がこみあげてきてしようがなかった。歳のせいか涙もろくなっているというのは自覚しているが、どうしてこんなにこみあげてくるものがあるのだろうと思った。
男はつらいよ」のシリーズは何度も観ていたが、若い頃に観た時と比べて今は、、面白おかしい場面の印象よりも、可笑しさの中に「哀しさ」が潜んでいるのを感じるようになった。同じ映画でも、年齢を重ねて改めて観ると、若い頃には得られなかった感動があったりする。

やっぱり寅さんはいいなぁ〜。としみじみと思いながら家路についた。
これまでのシリーズをまた観てみたくなった。すると、うまい具合に来週BSで「男はつらいよ」シリーズ3作が一挙に放映されると新聞のテレビ欄で知り、喜んで録画予約した。今から楽しみだ。

きょうの夕食は、簡単に炊き込みごはんにした。(丸美屋の「とり釜飯の素」を使用)

それに合わせて、汁物はみそ汁ではなく、すまし汁風にした。ここで昨日残しておいたおでんの汁が登場。水を足して温め、冷蔵庫にあったえのきだけを半量、適当に切って入れ、冷凍してあった油揚げをレンジで1分。(油揚げは、冷凍する時に1枚づつクッキングペーパーで包んで冷凍する。こうしておけば、使う時はレンジでチンするだけで油抜きの手間が省ける。)
この油揚げも適当に切って加え、ネギの小口切少々も加えれば完成だ。味見をして、物足りなければ顆粒だしと醤油を入れればよい。

おでんの汁再利用の「すまし汁風」は、けっこう美味しくできた。やはりこのおでんのだし汁はいい。お正月の雑煮の汁に利用したいとふと思ったが、それまで保存がきかないのが惜しい。(量も足りないし・・・。)