閑古錐〜生涯挑戦主義(毎週木曜更新…の予定。)

禅を愛好する、某スーパー勤務おばちゃんの日々

「残りもの」を活かす楽しさ

ワンピースもカーディガンも完成したが、どちらもまだ着ていない。
着ていないが、ワンピースの生地の残り布を使って今、バッグを作成中だ。ワンピースの型紙を作っている時から、残り布で何かを作るつもりでいた。その時は何を作るかは未定だったが、ワンピースが完成した直後、食卓の椅子で使用しているクッションのカバーが破れていたのを思い出し、クッションカバーを作ることにした。が・・・。
改めて残り布を見てみると、とても素敵な柄なので、自宅のみで使うものにするのは勿体なくなってきた。そこでバッグにすることに変更した。

これまで買い溜めた雑誌「すてきにハンドメイド」が役立つ時がやってきた。何か良いデザインのバッグが載っていないか探そうとたまたま最初に手にとった一冊に、おあつらえ向きのバッグが載っていた。しかも、一般的な110cm幅の布50cmを「無駄なく裁断して」バッグと小物を作るというのがテーマだった。まさに私が求めているものだ。2015年の12月号なので、もう5年も前の雑誌だが、捨てなくて本当に良かった。ついこの間、このブログで、「すてきにハンドメイド」のテキストの処分を検討しなければといったことを書いたのだが・・・。
残り布の寸法を確認してみると、テキストに載っているポケットティッシュケースも作れそうなので、俄然ワクワクしてきた。私という人間は、前日の夕食のリメイク料理を作ると、前日の料理を作った時よりも達成感を覚えるし、「残りものを活かす」という行為に喜びを感じる質らしい。

一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)

一切は心が造りだすもの。「楽しい」「つまらない」の基準は、あくまで自分の心が造るもの。
「残りもの」だって、自分の心次第では、無限の可能性がある。