閑古錐〜生涯挑戦主義(毎週木曜更新…の予定。)

禅を愛好する、某スーパー勤務おばちゃんの日々

手仕事(「不要品再生マスク」作りなど。)の日々

5日ぶりのブログ。
きょうまで、職場のQストアと自宅の往復の繰り返しという日々を送っていた。
前々回のブログで「ベーグル作りをする」と書いたが、宣言通り実行した。すると、楽しくて、きょうまでに3回ベーグルを作った。意外と手間がかからず作れるのでハマってしまった。
今後、私の朝食のパンが手作りベーグルという日が増えそうだ。

布マスク作りもした。
布マスクのウイルス感染防止効果については私自身、期待薄ではあったが、手持ちの不織布マスクがいよいよ底をついてきたので、作らざるを得なくなった。もともと手芸は好きなので布マスク作りそれ自体には興味があったのだ。とはいえ、手作りマスクブームで材料は品薄なので、不要のガーゼハンカチで作ることにした。
貰いもので、柄がいまひとつ好みではなかったガーゼハンカチがあったので、生地の裏が表面にくるように作ることを考えた。二重ガーゼではあるものの、わずかに表地の柄が透けて見えるのだが、色は薄いのでそれほど気にならない。NHKの『すてきにハンドメイド』の数年前のテキストで、たまたま布マスクの作り方と型紙がついている号を保存してあった。これが役に立つとは思ってもみなかった。いつ何が役にたつか、本当にわからないものだ。

マスク用のゴム紐も品薄で入手困難なので、荒技(?)を使った。何度も洗って使い倒した不織布マスクのゴム紐を利用するのだ。マスク部分はヨレヨレだがゴム紐は意外と劣化していない。
ゴム紐は不織布に固定されているので、不織布ごと縦に切り取り、それを布マスクの横部分に巻き込んでミシンで押さえる。ついでに、不織布マスクのノーズフイットも利用した。これも不織布ごと切り取って布マスクの上部に挟みこんだ。中表に縫って返す作り方の立体マスクだから、ノーズフイットは中に隠れて表面からは見えない。我ながらいいアイデアだと思った。ゴム紐もノーズフイットも、使いものにならなくなったら縫い目をほどいて交換すればよい。こういうことが出来るのが手作りのいい所だ。この、名付けて「不要品再生マスク」を、3枚作った。大判のガーゼハンカチだったので、なるべく隙間を空けないように型紙を置いて、3枚作ることができた。
さらに、残った端切れを使って、穴のあいたお気に入りの靴下を修繕した。

ベーグル作り・マスク作り・靴下の修繕と、手仕事に勤しむ日々を送っている。
職場と自宅の往復だけだが、自宅で充実感に満ちた毎日を送れている。
とはいえ、心の底では、「街に出て買い物や映画鑑賞が以前と同じく出来るようになるのは、いつのことだろうか?」という気持ちが常にあるが・・・。

 

きょうの禅語。
他は是れ吾にあらず(たはこれわれにあらず)

他の人ではない。自分が「やる」と決めたら「自分で」最後までやりきる。

いま自分にできる限りのことを自分でやる。