なぜ合格出来たのか(その1)
今後の私の為に、また、このブログを読んでくださっている方の中で、簿記3級試験になかなか合格できずに悩んでいる方がいるとしたら、少しでも参考になればと思い、
簿記3級試験に6回落ち続けていた私が、今回の第153回試験でなぜ合格できたのか。
について、私なりに考えられることを挙げてみようと思う。
1.まず、たとえ短時間でも毎日必ず簿記の問題を解いたこと。
2.過去問を3回分きっちり解いたこと。(前回の第152回から試験範囲の大幅な改定があったが、それでも過去問は、試験の問題形式のパターンに慣れることができるので、改定前の過去問をやるのは決して無駄ではなかった。)
3.電卓のキーを左手で叩けるようになるよう、右手ではけっして電卓を操作しないで計算したこと。慣れるまでは大変だったが、これが出来るようになって、右手は解答用紙を書くことに専念できるようになったので、試験本番では大いに助かった。
4.試験本番で配られる「下書き用紙」の書き方を前回と改善したこと。
前回の試験までは、勘定科目と金額をいちいち書き出す仕訳をしていたが、これでは時間がかかり過ぎ、制限時間の2時間では間に合わなくなってしまっていた。今回の試験では、仕訳は頭の中でイメージして、T勘定に金額を記入する方法に変えた。これでかなり時間の短縮になった。
このT勘定を使う作戦の為に、仕訳を徹底的に反復学習した。
とにかく、簿記は仕訳が肝心!
今回、簿記3級に合格して、つくづくそれを実感した。
まだ考えられる合格の要因はあるが、それはまた次回。